小型の排水処理装置の種類や取り扱いメーカーをわかりやすく解説!

「排水処理装置を導入しようと思っているけれど、どれを導入すればよいかわからない…。」とお困りのお客様からよくお問い合わせをいただきます。

ネクストリーは小規模の排水処理が得意であり、小型排水処理装置の導入実績が豊富です。

この記事では小型排水処理装置の種類やメーカーについて解説しています。

記事の最後にはネクストリーの排水処理装置についても紹介しますので、小型排水処理装置の選定にお悩みの方は必見です。

 

小型排水処理装置の種類

小型排水処理装置にはいくつかの種類があり、自社で検討している排水処理に適切な機械を選ぶことが大切です。まずはどのような種類があるか確認しましょう。

連続式とバッチ式

排水処理装置には連続式とバッチ式があり、基本的には小型といえばバッチ式になりますが、連続式にも小型のものがあります。

  • バッチ式:すべての工程を1サイクルごとに完了させる
  • 連続式:一連のサイクルを水槽を分けて連続で行う

バッチ式は1つの水槽に一定量の水を溜め、そこに必要な薬剤を入れて処理を行う方法です

バッチ式の場合、一つの水槽のサイズが大きくなりますが、小型の連続式は連続で水が入ってきてまた次の水槽へと移るので、1つ1つの水槽が小さくてすみます。

弊社ではバッチ式の目安として、1000〜2,000リットルまでを1回で処理できるものとしており小型のバッチ式排水処理装置と呼んでいます。

全自動式・半自動式と全手動式

小型のバッチ式排水処理装置を動かす方法として3パターンあります。

  • 全自動式:原水の汲み上げ、薬品の投入、撹拌、脱水を全て自動で行う
  • 半自動式:薬品の投入とろ過袋だけ交換など一部のみ手動
  • 全手動式:すべての工程を手作業で行う

全手動式に比べると全自動式や半自動式の方が高額になるため、排水処理に掛けられるコストも考えて選ぶようにしましょう。

脱水機方式と自然ろ過方式

処理した後に出てくる汚泥から水分を抜くろ過方式も2パターンあります。

  • 脱水機方式:汚泥に圧力をかけて脱水できる機械を使用する方式
  • 自然ろ過方式:重力によって時間をかけて脱水する方式

弊社ではどちらの方式でも対応可能です。

 

小型排水処理装置を取り扱うメーカー

小型排水処理装置を取り扱うメーカーは大手プラントメーカーから中小の排水処理装置メーカーまで国内に多く存在します。

中でも有名なのは、以下の3社です。

  • 栗田工業株式会社:様々な水処理プラント事業を展開し、排水処理システムも提供
  • オルガノプラントサービス株式会社:汚泥処理、二次処理や高度処理のシステムを提供
  • 水ing株式会社:様々な水処理プラント事業を展開

いずれも大手プラントメーカーですので、どちらかというと排水量の多い水処理で実績を持っています

 

ネクストリーの小型排水処理装置

弊社は「アクアネイチャー」シリーズなど粉末タイプの薬品を取り扱っているため、液体タイプの薬品に必要な薬注タンクや溶解装置、ポンプなどを使わずにすみます。

また、脱水機・自然ろ過方式のどちらもご提案できますが、コストを抑えられる自然ろ過方式をお客様にご提案することのほうが多いです。

ネクストリーで取り扱っている排水処理装置は、お客様に合わせて仕様を変更することが可能です。

例えば、上澄みの配管の径をこの大きさにしたい、上澄をどこから抜くか、というような仕様をお客様の排水に合わせて一つ一つ決めていくことによって、幅広いニーズに答えることができます。

すでに装置を導入している企業様で、古くなった装置を変えたいという案件をいただく際に、今まで使っていた装置の不満点をお伝えいただければ、最適な機械をご提案いたします。

 

小型排水処理装置はネクストリーにお任せください

粉末一剤の凝集剤を扱うネクストリーは小規模の排水処理が得意であり、小型排水処理装置だけでなく、凝集剤などの薬品も合わせてトータルでのご提案が可能です

小型排水処理装置はさまざまな種類やメーカーがありますが、選定にお困りのお客様は、ぜひ一度ネクストリーまでお問い合わせください。

■商品ページ:小型排水処理装置のご紹介

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